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さまざまな場所で目にする消火設備ですが、設置する理由をご存知でしょうか。
今回は消火設備の必要性について、お話ししていきます。
消火設備の役割
消防法によって多くの建物に設置が決められた消防設備の一つが、消火設備です。
消火設備には、水や消火剤等を使い火の延焼を防ぐ役割があります。
設置する建物の広さや利用目的によって、どのような消火設備を取り付けるか・どのくらいの設置数が必要か考慮しなければなりません。
消火設備の必要性とは
いち早く火災を感知する
適切な消火設備を設置することで、火災による被害を最小限に抑えます。
消火設備の中には自動的に火を感知し、いち早く火災に対応するものがあるのをご存知でしょうか?
代表的なものが、火災の感知から消火まで自動で行うスプリンクラー設備です。
火災報知機との連動やヘッドの構造によって火災を感知し、水を放水することで初期の消火活動に大いに役立ちます。
また火災発生を建物内に知らせることで、早急に避難や消火などの対応が望めるでしょう。
二次災害、三次災害を防ぐ
消火活動は、設置場所を考えず全箇所水で消火を行うと更なる災害を引き起こす原因となります。
通信機器室やボイラー室では、発火や爆発の危険性が高まるため水での消火は不適切です。
また危険物を取り扱う施設では、初期消火活動が大きな火災を防ぎます。
そのため消火設備工事を適切な場所で、適切な設備を設置することが重要です。
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